「生命の実」を持つ者たち

第1の使徒 ≒ 渚カヲル ≒ アダムス …か?

第2の使徒 リリス第3の使徒

第4の使徒第5の使徒第6の使徒第7の使徒第8の使徒第9の使徒第10の使徒第11の使徒第12の使徒

第13の使徒「最後のシ者:渚カヲル」リリン

関連

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リリン(LILIN)とは?|エヴァの呪縛|L結界密度を無視の3人

インフィニティ|サードインパクトの爆心地|リリスの躯|Mark.06|ロンギヌス|第13の使徒

第1の使徒 ≒ 渚カヲル ≒ アダムス …か?

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序/:破の劇中では全く言及のなかった第1の使徒

当初、新劇場版での第1の使徒はアダムス(ADAMS)という4体の巨人と考えられていました。旧世紀版(新世紀エヴァンゲリオン/旧劇場版)での第1使徒がアダムであり、セカンドインパクト回想シーンの構成から考えても、旧世紀版との多少の相違点(※)はあれど、アダムスが第1の使徒と考えるのが普通でしょう。

※巨人が4体になっていること/セカンドインパクトの規模がかなり大きくなっていること/ロンギヌスの槍2本を含めた槍が計4確認できる/黒い球体のようなものが地表より飛び出している…等

ところが新劇場版:Qの公開により、謎が解決するどころか更に混乱を招くことになります。

その原因は、「まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に落とされるとは」という渚カヲルの台詞です。こうなると、アダムスが使徒ではないか、カヲル=アダムスのどちらかということになります。いったい、第1の使徒は誰なのでしょうか?

この謎を解くカギは、実は旧世紀版にあるかもしれません。

旧世紀版での渚カヲルは最後のシ者(最後の使徒)であり、“第1使徒アダムの魂を込められた人工の使徒”と言われていました。

つまり…

・旧世紀版:第17使徒“渚カヲル” ≒ 第1使徒アダム

みたいなものではないでしょうか。となると…

・新劇場版:第13使徒“渚カヲル” ≒ 第1の使徒アダムス

という構図も、自然な感じがします。

旧世紀版24話で登場した渚カヲルは、「そうか、そういうことかリリン…‼」と自身が人間(=リリン)の策略にハメられた旨の発言をしますが、:Qでの台詞「まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に落とされるとは」も、なんとなく同じようなニュアンスで捉えることはできないでしょうか?

:Qではマリやリツコによって、“アダムスの器”“アダムスの生き残りが覚醒”など、アダムス関連の重要な発言が見られます。

第2の使徒 リリス(の躯)

「この星の生命の始まりでもあり、終息の要ともなる、第2の使徒・・・リリスよ」

葛城ミサトのこの台詞で判明した第2使徒リリス。

新劇場版と旧世紀版それぞれのリリスを比べると、ある違いに気づくことになります。それは、“仮面”

旧世紀版時のゼーレ仮面(紫色の七つ目)とは違い、第4の使徒と同じ顔の仮面が装着されていました。ゼーレの仮面ではないということは、新劇場版のリリスは完全にネルフの監視下に置かれているということなのでしょうか。

さらに仮面のほかにも、”胸の大きな“傷跡”が新たな設定としてあります。

このリリスの傷について唯一言及されている、okama氏(リリスデザイン)の発言を見てみましょう。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 ENTRY FILE 1より、抜粋

「リリスは、科学者たちが『どこにコアがあるんだ?』と調べたあとがあるような傷を加えています。デザインではもっとたくさん傷や縫合跡があったのですが、劇中ではすくなくなっています。」

これはあくまでも傷をデザインする際のイメージの話だと思うので、“傷がある理由=科学者たちが調べたから”とするにはちょっと難しいでしょうけど、実際はどうなんでしょうか。

リリス登場のタイミング

ヤシマ作戦開始寸前になっても、まだ決心をつけれずにいたシンジ。シンジは、エヴァに乗るのが恐い、ミサトやネルフスタッフはいつも安全な場所にいて指示をしているだけで自分らパイロットだけが危険な目にあっていると主張しました。ミサトは、そんな追い詰められてしまっているシンジを、ある場所へと連れていきます。その場所が、第2使徒リリスが磔にされているレベルEEE(トリプルE)でした。

使徒のレベルEEEへの進入を許すとネルフは自動的に自爆するようになっていること、刺し違えてでも未然にサードインパクトを防ぐ覚悟をもって職員が働いていること、けっしてシンジだけが命を懸けて戦っているわけではないことを、ミサトはシンジへ言って聞かせます。

そして、その後にシンジに見せたのが、生命の始まりでもあり終息の要でもある、この第2使徒リリスです。

さて、旧世紀版では、物語のほぼ終盤のほうまでリリスの存在はネルフ職員へ隠されていました(ゲンドウやリツコなど、一部を除く)。しかも、だれもがこのリリスのことを第1使徒アダムと思い込んでいました。ところが、TV版第二拾四話にて渚カヲルが「これは・・・リリス」と発言したことにより、それが実は第2使徒リリスであったことが判明します。

このように、旧世紀版の最後まで明かされていなかったことが、新劇場版では「ヤシマ作戦」時点で明らかにされました。我々のためにかなりわかりやすく設定を変えたのでしょうか。

そしてリリスの仮面についてですが、これは僕らを混乱・深読みさせるための罠と考えています。旧世紀版では「アダムと思わせておいてリリスだった」という設定だったのに対して、新劇場版では「リリスと思わせておいて実はアダム(or新たな存在)なのか」・・・と思わせたりできるわけです。実際に某提示版で、そういう書き込みが多数見受けられました。しかも、序ラストの月面において渚カヲルの目の前に旧世紀版リリスの仮面のようなものをかぶった巨人が横たわっていました。その正体は:破でEVA Mark.6と判明していますが、初見ではほとんどの人が「あれ?巨人が2体・・・どういうことなんだ・・・」となるわけです。

とにかく製作側は、我々にいろいろと深読みなどをさせるようなミスリードを誘っていると思われます。

リリスの躯

:Qでは、セントラルドグマ最深部のサードインパクト爆心地とされる場所でEVANGELION Mark.06と融合しており、共にロンギヌスで貫かれている(1本はMark.06ごと、もう1本はリリス自身)。これがサードインパクトと関係あるかどうかは不明。ただ、碇ゲンドウの目の前に、目から血を流す綾波レイ/碇ユイに似た巨大な顔が横たわっているシーンがある。『旧劇場版/まごころを、君に』でのサードインパクト時には、綾波レイ(リリスの魂を持っている)がリリスに還ることにより巨大な姿になっているが、:Qの14年前のサードインパクト時に同じような現象が起きていた可能性もある。

第3の使徒

封印の解けし永久凍土からの使者

:破で登場した新規の使徒。:破のアバンタイトルにて、真希波・マリ・イラストリアス&エヴァ仮設5号機により殲滅。

「人類の力だけで、使徒を止める事は出来ない。それが永久凍土から発掘された第3の使徒を細かく切り刻んで改めて得た結論です。」

との加持リョウジの言葉から、この使徒は一度細かく切り刻まれていたことが分かります。そして、第3の使徒と呼ばれているところを見ると、発掘自体が第4の使徒よりも前ということになります。

この戦闘後に交わされた加持とゲンドウの会話を聞く限り、第3使徒殲滅と仮設5号機の自爆にはゲンドウの意思が見え隠れしているみたいですが、実際のところはわかりません。さらにこの会話時に、加持がゲンドウに手渡したネブカドネザルの鍵が、この使徒に関係していたのかも不明です。

第3使徒にプラグソケットではさらに詳しく解説しています。

第4の使徒

「使徒に対して、通常兵器では役にたたんよ」

:序で登場。旧世紀版では、第3使徒サキエルとして登場しているお馴染みの使徒です。使徒を象徴する仮面の持ち主ですね。外見など、旧世紀版からの変更点は特にないようですね。

この使徒は、顔の裏にさらに別の顔が隠されています。そして、最近気づいたのですが、もしやその裏の顔のほうが本来の顔なのではないかと思います。表の顔はほかの使徒やリリスにもついており、今までは「サキエルの仮面が使徒のシンボルだったんだなぁ」ぐらいにしか思っていませんでしたが、よくよく考えたらあれは「サキエルがシンボルなのではなく、使徒のシンボルの顔がサキエルにもついていた」と考えるほうが自然ではないかと思います。

最後は、自爆により大爆発を起こし殲滅となりました。

第5の使徒

「あれが使徒っちゅうやつか?・・・気色悪るぅ・・」

第4の使徒と同じく、:序で登場。旧世紀版では第4使徒シャムシエルとして登場のお馴染みの使徒です。第4の使徒とは違ってこの使徒は旧世紀版から若干の変更点があります。旧世紀版ではスラっとした赤いスタイルだったのが今回、体の正面に無数の骨の触手がむき出しになっていて気持ち悪いぐらいに動きます。旧世紀版以上に気色悪くなっていますね。能力的には特に変更点はないようです。最後は、初号機のプログレッシブナイフによりコアを突き刺され形象崩壊しました。

これといって何の面白みもないのがこの使徒の特徴です(ひどい)

第6の使徒

攻守ともに完璧の使徒

第4の使徒・第5の使徒と同じく、:序で登場。旧世紀版では第5使徒として登場したお馴染みの使徒ですが、なんと今回、能力&強さが劇的に変化しています。さすが:序のクライマックスに持ってきただけのことはあります。

主な変更点として、その姿のめまぐるしい変化が印象的です。旧世紀版では形が固定だったため、「攻守の完璧な要塞のような物体」というイメージがありましたが、今回は「生きている物体」というイメージが強いです。加粒子ビームを撃つ時や、攻撃を防御する際に形が変わるようです。強さだけでいったら:破で登場した第10の使徒といい勝負かもしれません。

第7の使徒

デコイ(囮)のコアをもつ、巨大な使徒

:破で登場した新規の使徒。長細い足で海面上を歩行するとその場所が凍ったり、空を見上げなければいけないほど巨大な使徒です。さらにエヴァ2号機の放ったボーガンの矢により簡単に打ち破られたかに見えたそのコアは実はデコイ(囮{おとり})だったりと、インパクトはかなり強い使徒でした。

ただ旧世紀版と同じように簡単に殲滅されてしまったところを見ると、見た目やインパクトがただ強いだけで、役目的には旧世紀版の第6使徒ガギエルと同じ位置づけで、アスカ&2号機のためだけに用意された使徒かなという感想です。

第8の使徒

命中確率99.9999%

:破で登場した使徒。この使徒は自分の中ではかなり感動しましたね。初め、衛星区域で姿を現した際は黒く巨大な丸い物体で、その表面には目のような模様が無数に動きまわっていました。なので、旧世紀版「奇跡の価値は」でサハクィエルを受け止めるという場面を、カタチの違う新規の使徒で表現し直したものと思っていたところ、なんと地上にたどり着く寸前にこの使徒は表面の部分がどんどん皮がむけるように開いていき、最後は旧世紀版の使徒サハクィエルとほぼ同じ姿(色は虹色)に変化するというサプライズ。これには感動しました。

そして、エヴァ初号機による受け止めの際には、この使徒の中から人のような生き物が出てきて、槍で攻撃してくるという旧世紀版よりもかなり内容の濃い「奇跡の価値は」になったと思います。

第9の使徒

破の序章 乗っ取られたエヴァ3号機

:破で登場した、旧世紀版でもお馴染みの侵食型の使徒です。もちろん、侵食先もエヴァ3号機で旧世紀版と変化していません。変化しているのは、侵食箇所が青く光る・変な腕が背中あたりから伸びてる、と言ったところです。あまり大きな変化はないように思えますが、違うところで劇的な変化がありました。それは、エヴァ3号機への搭乗者です。

旧世紀版でエヴァ3号機の搭乗者は鈴原トウジでしたが、なんと新劇場版では式波・アスカ・ラングレーに変更されていました。このあたりは、:破のメインの話になってるので、この変更はかなり重要な点に思えます。「破」のタイトル通り、碇シンジの心はここら辺を境に破壊されていきます。

第10の使徒

最強の拒絶タイプ

:破で登場した使徒。旧世紀版の第14使徒ゼルエルの位置づけの使徒です。顔もゼルエルと一緒のものです。ただし、受け継いでいるのは顔だけではありません。最強の拒絶タイプと呼ばれているように、その強さも旧世紀版から引き継いでいます…というより、旧世紀版以上の強さを誇ると思います。さすが、:破のトリを飾っているだけのことはあります。第6の使徒でさえかなりパワーアップしてるという印象だったのに、この第10の使徒はそれを遥かに超える強さを誇っています。

主な特徴ですが、まずその強靭な防御力。旧世紀版のゼルエルが弱くみえてしまうほどA.T.フィールドが出まくっています。あれを見ていると、もう絶対に何も効かないだろうなと思ってしまうほどです。そして、防御力もさることながら、攻撃力も負けていません。第6の使徒でさえ突破するのに時間のかかったネルフ直上の何層もの装甲を、たった一撃で破壊してしまうほどです。

さて、防御力・攻撃力の強さのほかに、もうひとつ驚いたことが。ティザーポスターの文字の羅列に“捕食”という文字がありましたが、てっきり旧世紀版のように初号機に食べられちゃうことを意味してるんだと思っていました。ところが、なんと使徒が捕食されるのではなく、エヴァ零号機を捕食してしまいました。今回は逆にエヴァを食べてしまうという意表をついた演出。これには驚きました。綾波レイごと捕食しているため、姿が女性の体をあわせたカタチになり、もう旧世紀版ゼルエルとの共通点が顔だけになってしまいました。

第11の使徒

不明。:破から:Qの空白の14年間で登場した可能性もあります。

第12の使徒

:Qで登場した使徒で、ケーブル状・胎児・巨大なコア・綾波レイの顔…等、さまざまな形態に変化しました。EVANGELION Mark.06の首が、EVANGELION Mark.09に切り落とされることによって出現しましたが、そもそもMark.06自体が第12の使徒だったのかは定かではありません。:破でのゲンドウ・冬月の会話でMark.06がほかのエヴァと建造方法が違っていることが判明しているほか、覚醒したエヴァ初号機を止めに飛来してきた際、頭上に天使の輪が出現していることから、「Mark.06 = 第12の使徒」という可能性も0ではありません。

最後は小さなコアへと変化し、エヴァ第13号機に噛み砕かれました。この際、第12の使徒自ら食べられにいったような演出に見えるうえ、第13号機がタイミングよく覚醒していることも興味深いです。

第13の使徒「最後のシ者:渚カヲル」

「第1の使徒 ≒ 渚カヲル ≒ アダムス …か?」の項でも書いていますが、第1の使徒である渚カヲルがゲンドウの策略によって第13の使徒におとされ、マリ曰く「ないはずの13番目」としてカウントされています。よって新劇場版でも渚カヲルは、実質的に「最後のシ者」ということになります。

:Qで初めて、リリンという言葉が出てきました。渚カヲルや式波・アスカ・ラングレーがたびたび口にしています。リリンとはそもそも何か?

リリン

旧世紀版では、第2使徒リリスより生まれし生命の末裔である人類を指して「第18使徒リリン」とされていました(貞本エヴァでは使徒の数が違うので第13使徒リリン)。新劇場版では今のところまだ語られていませんが恐らく、旧世紀版&貞本エヴァと同様に「リリスから生まれしリリン」という設定ではないかと考えられます。

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